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院長ブログ

万博へ行ってきました!

2025/05/07

こんにちは。用賀整形外科クリニックの山口です。

先日、家族でEXPO2025 大阪・関西万博に行ってきました。快晴に恵まれ、まさに観覧日和。混雑は覚悟していましたが、会場内は想像以上の賑わいでした。とはいえ、フードエリアは広く、給水所や自販機も充実していて、休みながら無理のないペースで楽しむことができました。

 

 

なかでも印象的だったのは「大屋根リング」。思っていた以上にスケールが大きく、美しい構造物でした。日よけとしても非常に効果的で、熱中症対策もしっかりされている印象。清水寺と同じ懸造(かけづくり)という建築技法を使っていると知り、後世に残してほしいと素直に思いました。

今回は混雑の影響もあり、パビリオンをたくさん回ることはできませんでしたが、いくつか心に残る展示がありました。アメリカ館では月面探索が着実に進んでいることを知り、未来都市パビリオンでは、まるでSF映画のような便利な未来の生活が紹介されていました。

たとえば、体調が悪くなる前にAIが予測し、自宅にオンライン診療でドクターが「訪問」する未来が描かれていました。私の専門である整形外科は、どうしても身体を実際に触って確認する必要がある場面が多く、すべてがオンライン化されるのは難しいかもしれませんが、「予防医療」の重要性については強く共感しました。

大きなケガや慢性痛に至る前に、日々の身体の使い方やクセを見直すことで、手術や長期安静を避けられるケースは実際にあります。未来の医療がそうした方向に進むことで、患者さん一人ひとりの生活の質が上がり、さらには医療費の削減にもつながるかもしれません。

こうした体験を通じて、改めて「いま私たちができる医療は何か」を考えるきっかけになりました。未来はまだ先の話ですが、いま目の前にいる患者さんに対して、できる限りの診療を尽くす——その積み重ねが大切だと感じます。