便利な世の中と、ちょっとしたモヤモヤ
2026/03/26
先日、銀行で硬貨の両替をしました。
最近は硬貨の両替にも費用がかかるのが当たり前になりました。
今回利用した両替機では、硬貨500枚までで両替手数料300円。
仕組みとしては、両替したい分の紙幣を機械に入れ、さらに手数料の300円を硬貨で投入するというものです。
しかも紙幣はぴったりの金額を入れる必要があります。
そのため事前に計算してから銀行へ向かいました。
両替機の前に立つと、硬貨投入口にステッカーが貼ってあります。
「両替手数料は100円硬貨3枚で投入してください」
、、、、、、あれ?
手持ちの関係で、私は50円玉6枚を持参してしまいました。
同じ300円なのですが、どうやら100円玉でないといけないらしい。
銀行の方に相談すると、
「50円玉6枚を100円玉3枚に両替する場合も、手数料がかかってしまいます」
とのこと。
銀行の設備を使うのに、、、という気持ちもありましたが、
その場では引き下がり、隣のコンビニへ向かいました。
両替予定だった1000円札を使って、小さなチョコを購入。
100円玉をお釣りで手にしましたので、再び銀行へ戻りました。
今度は予定より1000円分少ない金額で両替を設定し、
手数料の300円を投入。
そのとき、うっかり50円玉を投入してしまいました。
「しまった!」
と思った瞬間——
50円がカウントされたのです。
「あれ?」
試しに続けて50円玉を入れると、
しっかり300円としてカウントされ、普通に両替が完了しました。
どうやら機械の設定としては
100円玉だけでなく50円玉も使えるようです。(今はわかりませんので、あしからず。)
つまり、銀行としては「100円玉で入れてほしい」という事情があり、
そのためのステッカーだったようでした。
銀行の方はルールを守っただけですし、責めるつもりはありません。
それでも正直なところ、
「今回のケースなら50円玉でも使えますよ」
と一言教えていただけたら嬉しかったな、
という気持ちが残りました。
手元にはチョコが残りましたので、
まあ、ラッキーということで。
実は、似たような出来事が最近もう一つありました。
最近はコンビニで住民票などが取得できます。
自宅近くの◯ブン‑イレブンで住民票を申請しました。
コピー機のような複合機を操作して申請を進め、
最後に支払い画面になったところで気づきました。
支払いは硬貨か◯anacoのみ。
手持ちの硬貨がなかったので、レジで店長さんに相談すると
「両替は対応しておりません」
と、きっぱり。
やむを得ず、その1000円札でまたしても小さなチョコを購入。
お釣りの硬貨で無事に住民票を取得できました。
機械の操作を最初からやり直すことにはなりましたが、、、。
ちなみに後日、◯ァミリーマートで同じ手続きをしたところ、
普通に1000円札が使えました。
どうやら硬貨しか使えないのは◯ブンイレブン側のルールのようです。
もちろん店長さんが悪いわけではありません。
「複合機はnanacoか現金のみ」「レジで両替はしない」
というルールを守っただけです。
コンビニにはコンビニの事情があるのでしょう。
ただ、機械の仕組みに人が振り回されているような感覚は、
少し残りました。
小さなチョコがまたもゲットできてラッキーということで。
さらにもう一つ。
同じ◯ブンイレブンで、昼食の買い物。
支払いを◯anacoで行ったところ残高が不足しました。
◯anacoの残金を使い切りたかったので、
残りをクレジットカードなど別のキャッシュレスで払えないか聞くと、
「それはできません」
では、全額を別の方法で支払えないかと尋ねると、
「ここまで支払い画面が進むと戻れないんですよ」
とぴしゃり。
結局、現金を取りに行きました。混んでるさなか、レジは支払い画面のままで一旦コンビニを去りましたので、お待ちになっている他のお客さんは、1台レジが使えなくなってイライラしたことでしょう。
これもまた、私にとってモヤモヤです。
今回は、しかも小さなチョコはゲットできずでした。
世の中はキャッシュレス化が進み、
確かに便利になってきています。基本的には大賛成です。
一方で、便利になるほどルールは複雑になるのかもしれません。
クリニックを運営する立場として、
患者さまが受診しやすい仕組みを作りたいと常々考えています。
しかし実際には、
旧健康保険証は使えない
マイナンバーカードや資格確認書が必要
診察なしで処方だけ出すことはできない
注射の間隔にもルールがある
など、健康保険の制度には多くの決まりがあります。
クリニックとして、患者さまに意地悪していることはありません。
お支払いも、当院では現金とクレジットカードには対応していますが、
それ以外のキャッシュレス決済には対応できていません。
患者さまにはご不便をおかけしていることもあると思います。
また、私自身の力不足で、
思うように治療結果を出せない方もいらっしゃいます。
今回の出来事で、
コンビニや銀行を批判するというよりも、
人の振り見て我が振り直せ
という言葉が頭に浮かびました。
便利になるということは、
どこかで誰かが不便を引き受けているということ。
そのことを忘れずに、
日々の診療やクリニックの運営を見直していきたいと思います。
今回の小さなモヤモヤを、
一つの教訓にしたいと思います。